プロフィール
Profile
1971年山口県徳山市(現 周南市)生まれ。京都市在住。
抽象画家。
即興描きパフォーマー(ライヴペインティング)。
自身の抽象画と同源であるイラストも手掛ける。
子どのもころから絵を描くことが好きだったが、
中学から二十歳までは陸上競技に打ち込み、美術修学歴は無い。
大東文化大学文学部日本文学科で鎌倉時代の仏教文学を専攻。
19歳~30代半ばまで東京在住。
1998年、英語講師である兄の紹介で得た英語教材風刺画の仕事をきっかけに、
絵を仕事とする喜びを知る。
その頃、都内のとある企画展で出逢った
スイスの彫刻家アルベルト・ジャコメッティの一枚の絵に衝撃を受け、
その作風や在りように強く感銘する。
その頃、友人たちとのグループ展を開くなど、ゆったりと活動をする。
30代前半、一度目の離婚をきっかけに、描くことを手放せない自分を再認識。
勤めをしながら、憑かれたように絵画作品を量産し、
東京都内飲食店壁面を借りて、年間10を超える個展を開く。
当時は、人物を抽象風に描いた心象的画風がメイン。
その頃、二度目の結婚相手と出会い、
10年近く勤務した(学)文化学園を退職、
故郷・山口県周南市での展覧会開催を経て、
京都府長岡京市に移住(2006年)。
京都移住後3度の個展を開いたのち、活動休止。
2014年、あるきっかけから、
布小物、ワイヤーアートアクセサリーを創作し始め、
手作り市などのイベントへの出店を中心に活動。
お客様のイメージをデザインするオーダーメイドアクセサリー創作に没頭、
半年で60点以上のオーダー品を受注・創作。
約1年間のアクセサリ作家活動中も、
以前からのリピーターからのイラスト制作は続ける。
2015年9月、絵画創作を再開。
2016年5月、子どもたちの表現を肯定的に見守る亡父の意思をつぐ意識で、
教えない絵画教室「アート広場むげん」をオープン。
2016年12月、現在の創作の拠点「ふじセンター」に出会い、
同場にアトリエを構える。
雑貨感覚で実物の絵を、のコンセプトで
「小さな抽象画」シリーズを展開。
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初めて絵でお金を得たときをスタートとするならば、
約20年でようやく「これが私だ」が見えました。
そして、描き手に徹する覚悟を、
やっといたしました。
私は、描くことを手放せない。
描いた絵を観てもらいたい。
描く姿そのものも、観てもらいたい。
ただ、それだけです。
まつおか万紀
2017年9月1日現在